<英字新聞の翻訳>

獅子座流星群の夜、ET捕獲される!

11月18日に見つかった宇宙服の宇宙人は、親交者か?侵略者か?

 しし座流星群が多くの人に眺められていた11月18日の深夜、愛知県豊田市在住の39才の男性が、空から奇妙なものが落下するのを発見。男性は「はじめはいつもの様にカエルが落下してきた」と思ったそうだが、よく見るとそうではない物が落下してくるのに気付き、車内に持ち合わせていた娘の子供用ミニトランポリンを取り出し、落下物を捕獲するのに成功した。

 たいして重くない落下物がかすかに動くのを不思議に思って見てみると、すすにまみれた宇宙服の様なものを着用していたということである。男性は流星見物を中断し、急いで家に帰って落下物を水で洗い再びよく見てみると、手足が二つずつある人間とおぼしき形態をしている事に気付いた。

 生きているのか死んでいるのかを判明する手段もないので、19日午前3時に豊田警察署に届けた。ちなみに豊田警察署は、拾得物として処理したという事であるが、持ち主があらわれる様子は今の所ないということだ。

 男性は自分が捕獲したものが人間にしては小さすぎる(体長約80センチ)という事から、「宇宙人が地球人の着衣で来襲した」と主張しているという。しかし専門家の意見では、現段階では宇宙人か地球人かどちらとも言えないとのこと。

 近く名古屋大学付属病院で解剖検査を受ける事になるそうだが、グリーンピースは生死の判明前に解剖するのは道義上異議があると抗議運動を始める方針。

 そもそも生死という発想が地球人的了解に陥っているという一部専門家の声もあるが、今後はその類いの落下物をどこへ届けるべきなのかの議論と法的整備がこの星でも進む事になるであろう。

2001年11月21日(火)ザ・ワールド・タイムズ・インターナショナル